顎関節症

顎関節症とは?
顎が痛くなったり、口を開ける動作がしづらくなったり、開こうとすると音が鳴るといった症状があり、顎の関節や咀嚼筋に痛みが生じることを顎関節症といいます。
顎関節症には1型~5型のタイプがあり、その中でも1型と2型が多くを占めています。10代後半から症状が見られることが多く、20代~30代で最も多くみられる傾向があります。日本人の2人に1人が、何らかの顎の異常を経験するといわれています。
顎関節症の根本原因は?
顎関節症の原因は、一つの要因だけではなく、複数の要因が重なることで引き起こされることがあります。
例えば、歯並びや噛み合わせの悪さにより顎関節に負担がかかること(顎の歪み)、ストレスや不安によって顎周りの筋肉が硬く緊張すること、スポーツや事故による強い衝撃が顎に伝わること(外傷)などが考えられます。
それ以外にも、普段の座っているときの姿勢の悪さや猫背、頬杖をつくこと、食いしばりなど、日常生活の癖や習慣も顎関節症の要因になる可能性があります。
こんなお悩みはありませんか?
このような症状でお悩みはありませんか?
顎に痛みがある、または違和感があったりする。
日常生活の中で口を開けたり閉じたりするときに、顎関節でカックン、コッキンといった音がすることがある。また、カクカクやコキコキなど、今までにない音がすることもある。
口が左右にうまく動かない。顎が外れそうな感覚がある。または顎が外れることがある。
片側の顔から頭まで痛いように感じたり、頬やこめかみの筋肉などが痛く、頭痛がする。また、食事をする際、嚙むときにその辺りが痛みが出る。
など、こういったお悩みはありませんか?
また、口が開けにくくなったり、口の開閉がスムーズに行えなくなっていませんか?食事の際に、大きく口を開けることができなくなったり、違和感を感じることはありませんか?
顎関節症に対する当院の考え
顎関節症とは、口を開けると痛む、口が開かない、顎で音がするなどといった症状が出る顎の疾患です。多い症状としては、先程言った例にもなりますが、ほかにも症状は様々で、顎を動かす筋肉が痛むこともありますし、顎が外れそうと感じることもあります。
原因もさまざまなものが考えられます。特に多いのは、噛み合わせの異常、食いしばり、歯ぎしりです。複数の原因が重なって発症する例も少なくはありません。それらの原因から筋肉にも負担がかかり、そこから頭痛にも繋がることがあります。
そのため当院では、原因に基づいた施術を行っています。関節周りを調整したり、関節周りの筋肉を緩めたりして、顎関節に負担がかからない状態を作り出していきます。
顎関節症はなぜ起こるのか?
原因としてよく挙げられるのは、
・歯並びや噛み合わせの悪さによる顎関節への負担(顎関節の構造の問題)
・ストレスや過度な不安による顎周りの筋肉が緊張した結果(精神的、外傷)
などが多く見られます。
また、日常生活の何気ない癖や習慣でも大きく影響を受けやすいです。『頬杖』、『睡眠時の歯ぎしり』、『硬いものをよく食べる』、『大きく口を開ける』など、一見関係がないように思えることも原因として考えられます。
症状として軽く挙げると、
・顎を開ける際に『カクカク』と音が鳴る
・口を開けると痛みがある
・首や肩が凝りやすい
などがあります。これらがよく見られる症状です。
「私、顎関節症かもしれない」と感じている方は、ぜひ当院にお越しください。
顎関節症を放っておくとどうなるのか?
顎関節症は、初期症状であれば整骨院などで軽減が期待できることがあります。しかし、放置してしまうと悪化してしまうケースも少なくありません。悪化した場合の状態や症状を紹介します。
【状態】
放置した顎関節症は、顎の局部的な炎症だけに留まらず、顔面全体や全身にまで影響を及ぼすことがあります。顎のズレや噛み合わせの悪化が原因となり、顔面の骨格が歪んでしまったり、頚椎の歪みや背骨を伝って骨盤周りにも影響が出ることがあります。
【症状】
全身的な症状として、
・頭、目、耳、鼻などの痛み
・腰痛や肩こり
・手足の痺れ
・めまいや頭痛
などが見られます。これらの症状は、日々感じている辛さの原因が顎関節症に関連しているかもしれません。
できれば美味しい食事を楽しみたいものですよね。長い人生の楽しみを享受するためにも、今一度ご自身のお身体に目を向けてみませんか?
顎関節症に効果的な当院の施術メニューは?
顎関節症に効果が期待できる当院の施術メニューをご紹介いたします。
顎関節症は女性に多く見られる症状であり、1型、2型、3型、4型、5型と段階に分かれており、症状の変化が見られます。顎関節症に対する施術としては、「ドライヘッド矯正」をおすすめいたします。ドライヘッド矯正は、顎周囲の筋肉を緩め、顎関節の前後の動きや可動域の向上が期待できます。また、食事中に噛み合わせが悪くなり、クリック音などの症状が出てしまうこともあり、これがストレスの原因となることもあります。
ドライヘッド矯正を行うことで、顎の噛み合わせや歯ぎしりによるストレスの軽減が期待でき、日常生活でのご負担が低下しやすくなります。放置しておくのは好ましくないため、なるべく早いご相談をおすすめいたします。
その施術を受けるとどう楽になるの?
ドライヘッド矯正を受けると、どのように楽になるかをご説明いたします。
ドライヘッド矯正は、顎関節の歪み、眼精疲労、頭部の浮腫みの軽減に繋がります。また、ストレスが溜まることで不眠症などの原因となりやすいですが、ドライヘッド矯正により、顎関節症やストレスの軽減が期待できます。
さらに、ドライヘッド矯正は小顔矯正にもなり、お顔の歪みの対応も可能です。特に女性の方に人気のある施術です。日常生活のご負担がかなり軽減されるため、ドライヘッド矯正をおすすめいたします。
顎関節症を軽減するために必要な施術頻度は?
筋肉が歪んだ間違った筋肉から正しい筋肉に入れ替わるまでの時間は施術頻度に関わってきます。細胞が生まれ変わるには60日から180日かかります。ドライヘッド矯正の効果が正しく維持できるのは2~3日ほどですので、週に2回から3回、3ヶ月から半年を目安に通うことをお勧めします。
痛みの軽減が目的であれば、3ヶ月でも十分効果が期待できるかもしれませんが、定着や根本からの改善を目指すのであれば、予防も含めて6ヶ月から1年程度通うことが適切ではないかと思います。もちろん、週に1回しか通えないという方でも軽減は期待できます。一番大事なことは繰り返し施術を受けること、継続は力なりです。