悩みタイトル

立ち上がり時に関節に痛みを感じる
→関節内に摩擦が生じると、皆様が一般的に考える軟骨の摩耗や内部の靭帯が擦り切れるリスクが高まります。進行すると立ち上がる際の体重が一度に関節にかかり、その結果、関節内のストレスが増大します。

正座が出来ない
→関節が外方向に外力が加わっている状態のため、膝が完全に伸びなくなります。さらに、その力によって筋肉に捻れのようなストレスがかかり、大腿四頭筋やハムストリングが硬直してしまいます。

O脚になる
→筋肉が外中心に作用しているため、内側の内転筋群が低下しO脚になります。

腰や股関節に痛みを感じる
→足は本来、足首や膝、股関節が腰と連携して動作する仕組みになっています。この連携は、ジェンガのゲームを思い浮かべていただければ分かりやすいでしょう。一つのブロックがズレると全体のバランスが崩れるように、体の他の部分にも負担が増すことが考えられます。そのため、早めの施術を受けることをおすすめします。

浮腫が酷い
→腰から足への血流が滞っていることや、柔軟性の低下、骨格の異常が常態を形成していないために起こると考えられます。特にふくらはぎの筋肉に対するダメージが大きいと考えられます。

変形性膝関節症に対する当院の考え

膝が変形を起こしており、関節軸が大腿部と下腿部で軸の捻れが生じている状態です。このような状態では、筋肉の緊張が変形を進行させる要因となります。

当院では、初期の症状での痛みに対しては電気施術で痛みを軽減し、同時に筋肉トレーニングを行います。さらに、関節面に関わるアフターケアも提供しております。症状が進行し慢性的な炎症や歩行に支障が出た場合、関節軸が捻れる前に矯正と電気トレーニングを実施し、一気に症状の軽減を目指します。

しかし、高齢になると浮腫や別の疾患が関係してきます。特に、血管に炎症が生じることがあります。下肢静脈瘤が現れると柔軟な血管も損傷する可能性があるため、筋肉の回復を早期に行う必要があります。

変形性膝関節症を放っておくとどうなるのか

変形性膝関節症を放置すると、膝の痛みが進行し、歩行が難しくなったり絨毯や床での正座が困難になります。また、しゃがむ動作や階段の上り下りも困難となり、こうした症状は日常生活に支障をきたし行動範囲が狭まる可能性が高まります。施術を受けずにそのまま放っておくと膝の痛みがますます悪化してしまい、日常生活や行動がもっと狭まっていくという悪循環になっていきます。

変形性膝関節症は自己ケアだけでは軽減が難しいため、早めの施術をお勧めします。

変形性膝関節症の軽減方法

変形性膝関節症の症状を軽減するために、自身でもできる方法を3つお伝えします。

（１）まず初めに、膝への負担を軽減するためには正しい姿勢で歩行し、重心のバランスを意識することが大切です。また、直接床に座るのではなく、椅子を利用することで膝への負担を減らすことが期待できます。

（２）次に、膝を冷やさないように注意が必要です。膝が冷えると血行が悪くなり痛みが生じる可能性があります。そのため、保温効果のあるサポーターを使用するか、冷えない恰好で外出することが望ましいです。

（３）最後に、膝周囲の筋肉の強化と柔軟性を保つことが重要です。安静にしていると筋力が低下し、膝関節の安定性が損なわれることがあります。太ももの筋トレやストレッチを行うことで、筋肉の強化と柔軟性を維持することができます。

変形性膝関節症の軽減が期待できる施術メニューは？

当院で提供している施術メニューの中から、変形性膝関節症に特におすすめの3つの施術方法をご紹介します。

【EMS（電気療法）】
まず1つ目に、大腿四頭筋のEMS（電気療法）施術があります。この施術では、筋肉を他動的に動かすことで無理のない筋トレを始めることができ、筋肉を適度に刺激することで筋肉の健康をサポートします。

【筋膜ストレッチ】
2つ目として、筋膜ストレッチが挙げられます。この施術は、下半身の筋肉の硬さを和らげることを目的としています。筋膜の伸展を通じて筋肉の硬さが和らぎ、それに伴い痛みの軽減が期待できます。

【骨盤矯正】
最後に3つ目の骨盤の矯正施術です。施術により歪んだ骨格を調整し、全体のバランスを整えます。このバランスの最適化により膝への負担が分散され、筋肉や神経のストレスが軽減されることで痛みの軽減が見込まれます。

その施術を受けるとどう楽になるのか

【EMS】
EMSを受けると、まずは関節に刺激を送り、関節包や血液の流れが活発になります。これにより、人間の体に備わる自然治癒力が高まり、治癒が迅速に進むことが期待されます。また、筋肉の硬さも緩和され、動きやすさが向上します。

【筋膜ストレッチ】
筋膜ストレッチを受けると、筋膜の癒着が徐々に解消されていきます。筋膜の動きが軽減されることで全身の連動性が回復し、正しい関節の動きが取り戻されます。同時に、血流循環が向上し癒着による血管への圧迫が減少します。これにより老廃物の排出が促進され、慢性的な疲労感が軽減されます。

【骨盤矯正】
骨盤矯正を受けると、全体的な関節や筋肉の位置が正しい位置に調整され負担が軽減されます。特にO脚やX脚の関節変形に対しては予防と修復の効果があり、見た目の軽減も期待できます。

「施術」を通じて痛みや不快感の軽減が期待できます。また、痛みの軽減だけでなく身体の健康を保つためにも、定期的に施術を受けることをおすすめです。

変形性膝関節症を軽減するために必要な施術頻度は？

変形性膝関節症に関しては完治するのは難しいとされています。そのため、下半身の柔軟性を保ち、筋力を強化することが施術の目的となります。

当院では、整形外科などで変形性膝関節症と診断された患者様も多数来院されています。症状によっては週に3回以上の施術が理想的とされておりますが、生活環境や仕事の都合により難しい場合もございます。そういった場合には、ご来院時に施術のペースや内容について丁寧にご相談させていただいておりますので、お気軽にお越しくださいませ。