自律神経
動悸、胸痛
最近すごく胸が痛くなったり、圧迫感がある
頭痛
頻繁に頭が痛くなり、仕事や授業に集中できないくらいの頭痛が続く
多汗
何もしていないのにやたら汗をかく。手汗、足汗、脇汗など
不眠、不安感
睡眠の質がとにかく悪い。寝ても寝ても眠い。また、寝ようと思ってもなかなか眠りにつくことができない
イライラ
何の原因もなく些細なことでもイライラしてしまう。
自律神経は全身の器官をコントロールしているためバランスを崩すと全身の機能に支障をきたして、様々な症状が出ます。自律神経失調症の原因はたくさんありますが、症状自体も個人差があり、特定するのが難しいと言われてます。生活リズムの乱れ、過度のストレス、環境の変化、女性ホルモンの影響などたくさんある中で、原因がわからず放置されがちなので注意が必要な疾患です。
自律神経失調症に対する当院の考え
身体の歪み、痛みはもちろん心、精神的な面もケアしていくことがとても大切であると思います。
患者様一人一人と向き合っていく中で心が苦しいと思っている患者様も中にはいると思います。実際に現場で仕事をしているうちにそんな患者様にも何回か出会った事があります。患者様にとっては些細な悩みであることもありますが、そこからしっかりケアをしていくことで不眠やイライラ・不安などが軽減しています。
整骨院は骨格の歪みを取るだけの場所と思われがちですが自律神経においてもしっかりとした施術法がありますので、患者様のお悩みに沿った施術を提供させて頂きます。
自律神経の不調を放っておくとどうなるのか
自律神経失調症の症状には不定愁訴と呼ばれる頭痛、目眩、肩こり、疲労感、イライラなど日常的で起こりうる症状が多くみられます。これによって仕事はもちろん、日常生活において注意が散漫となってしまうことが考えられます。
また、症状の内容的に大したことがないと見逃されがちですが、自律神経症状はストレスがかかる疾患であればどのような疾患にも生じる場合があります。うつ病などの気分障害、パニック障害などの不安障害だけでなく、統合失調症や発達障害などすべての精神疾患で、自律神経症状はよく認められます。
特によく似ているのがうつ病です。うつ病は「うつ状態」や「抑うつ状態」と診断されることがあり、その原因もハッキリしていません。自律神経失調症はそれらとの鑑別が難しいため放っておくと他の疾患も引き起こす可能性が高い疾患になります。
当院の自律神経に対する施術とは
当院の施術としては自律神経調整法という方法があります。
頭の外側から刺激を加えて脳内の幸せホルモンと言われてるセロトニンを分泌させます。セロトニンが分泌されると気分が高揚し、身体の調子がホルモンレベルで良くなっていくという施術です。自律神経を整えることで日々の生活ででなかなか軽減することが難しい生活習慣の乱れ、自分では調整できないホルモンバランスなどにもアプローチすることができ、ストレス、不眠、不安などを一気に解消することができます。脳頭蓋矯正も自律神経失調症には効果があります。脳頭蓋の歪みによって引き起こされる頭痛、不眠などに対して歪みを整え、頭を正常な状態に戻すことによって軽減することができます。鍼施術としては全調整鍼が有効です。全身の気の流れを整えて内臓器、筋肉などにアプローチし、身体の調子を整えます。
その施術を受けるとどう軽減するのか
自律神経調整法では、セロトニンの効果によって身体の動きが劇的に変わります。『身体が軽くなった』や、『調子が良くなった』等の声を実際に施術を行なっている患者様からよく頂きます。自律神経は些細なことで乱れやすく、様々な原因によって起こるため、あまり原因がはっきりしない部分が多いです。
生活リズムの乱れ、夜更かし、夜間勤務や、子供の頃からの不規則な生活習慣など、人体のリズムを無視した社会環境やライフスタイルなどの自身の不規則な生活から生み出され原因、子供の頃からすぐ吐く、下痢をしやすい、環境がかわると眠れないなど、生まれつき自律神経が過敏な人、また思春期や更年期、身体が弱っているときに乱れやすいとも言われています。
これらの原因に総合的に施術することができるのが自律神経調整法です。実際に不眠、不安感などの症状が出てしまっている場合には全調整鍼、脳頭蓋矯正などの治療がとても有効です。
施術頻度はどのくらいか
骨格の矯正は週に2日〜3日を3ヶ月から人によっては半年間続けていくことが必要ですが、これらの施術はそこまで回数を重ねる必要はありません。体調が優れない日にやることが一番効果を発揮します。人によっては辛い日は様々ですが、週末に辛くなりやすい方はたくさんいらっしゃいます。一週間の疲労、ストレスが蓄積され、頭痛、不眠、不安感等を引き起こす可能性が高いです。そのために頻度としてはそこまで頻繁にやる必要はないので患者様ご自身が辛さを感じてる時に施術を行なうことがベストです。
自律神経関連でよくある質問と回答①
Q.体の硬さと関係ありますか?
A.はい、関係があります!
みなさん、手に力を入れる時はどうなりますか?
パーからグーになりませんか?
その状態が筋肉にも起こります。
筋肉に力が入ると収縮という反応が起き、何層もの筋肉繊維が輪ゴムのような束になって固まってきます。その束が集まれば集まるほど関節にかかる力も上がり、可動域が狭くなってしまいます。その結果、体が最終的に硬くなってしまうのです。年齢的にも20代後半からの変化が大きく出てきます。そのため、日頃の継続したストレッチは体の柔軟性だけでなく、自律神経にも効果が期待できます。
自律神経関連でよくある質問と回答②
Q.自律神経が乱れるとどのような症状がありますか?
A.自律神経が乱れると、耳鳴り、頭痛、身体の倦怠感(だるい感じ)などが挙げられます。
他にも
・胃が痛くなるや立ち眩み
・胸が締め付けられる痛みや脈が速くなる
・夏でも手足の冷えが出てくる
・便秘や下痢を繰り返してしまう
・肩こりや腰痛がなかなか治らない
・朝起きる時に疲れが取り切れていないような感じがする
・朝が起きれない
・常にイライラしてしまう
・首肩が回らない
・手足が何もしていないときでも痺れが出てくる
・睡眠障害が起きてしまう
・何時間おきにトイレに行くことがある
・良く咳をしてしまう
・金縛りにあいやすい
など、様々な症状が出てきます。
これらはすべて自律神経失調症の疑いがある症状になります。
自律神経関連でよくある質問と回答③
Q.自律神経の乱れを放っておくとどうなりますか?
A.自律神経の乱れを放置すると、やる気が起きない、気分が沈んでいるといった「うつ症状」が見られることがあります。肉体的にも、頭痛、微熱、だるさ、食欲不振などの症状が表れます。身体の症状の裏には精神的なうつも潜んでおり、病院での受診でも身体症状を改善するための対症療法しか受けられず、不快な症状に長期間苦しむことがあります。例えば、多くの人が経験する睡眠不足や疲労感は、自律神経の乱れの兆候とも言えます。
自律神経が乱れると、血液の流れが悪くなり血管が収縮し、筋肉の硬さが表れます。これらの症状に当てはまる方は早めの施術がお勧めです。
自律神経関連でよくある質問と回答④
Q.自律神経失調症というのを聞いたことがありますがどんな病気なんですか?
A.特に原因がないのに様々な症状が表れる大変難しい病気です。
精神的な症状として
・イライラする
・不安感や焦燥感
・やる気の低下…などがあります。
身体的な症状だと
・だるさ、めまい、耳鳴り
・偏頭痛
・便秘や下痢
・手足のしびれ感…などが表れます。
自律神経失調症になりやすい事例として
例えば、夜更かしをしてしまい生活リズムが崩れてしまうことで発症することもありますし、仕事での社会的なストレスや人間関係での精神的なストレスなど、いろいろなストレスが蓄積することで発症することも度々あります。
また、女性は一生を通してホルモンバランスやリズムが変化し続けるため、この変化が自律神経のバランスにも影響を与えていると言われています。
自律神経関連でよくある質問と回答⑤
Q.頭痛が以前からありますが自律神経は関係しますか?
A.自律神経の交感神経が優位になると、筋肉が緊張して頭痛の原因になることがあります。
自律神経は交感神経(興奮してる状態)と副交感神経(リラックスしてる状態)がありますが、交感神経が優位になると緊張性頭痛になりやすく、筋肉も硬くなりやすくなります。筋肉が緊張状態になると血流が悪くなり、脳への酸素供給が少なくなります。これが頭痛の原因となります。
当院では副交感神経を優位にする施術を行っており、頭痛でお悩みの方も受けておりますので、お気軽にご相談ください。